アルバイトを辞めたくなる時は色々と理由があります。
学業が忙しくなったり、中にはなんとなく他の仕事がしたくなったりと様々な理由があると思います。
この記事ではアルバイトの辞める時の言い方や注意点を私なりの方法で説明したいと思います。
「辞めます」と言うベストタイミング
辞める事が決まったらまずは店長などの店舗責任者に報告する必要があります。タイミングはどれ位が良いのでしょうか。
辞める2週間以上前がベスト
基本的には雇用した際の労働契約書通りに従うべきですが、法律で「2週間前までに退職の申し出をすれば良い」と決められています。
シフトが出てしまっていればその分出勤するように頼まれると思いますが、2週間前までに退職の意思を表明すれば大丈夫ですので特別な理由が無い限り無理に働く必要はないでしょう。
退職を伝える時はLINEでも大丈夫?
最近まではバイトを辞める時は直接会って伝えるのがマナーだとされていましたが、最近はアルバイト先のグループラインで退職を伝えるケースも多いみたいです。
グループラインでしたら情報も共有できますし、一人一人わざわざ挨拶する必要もないので確かに効率的だとは思います。
グループラインなどがあれば一度そちらで報告し、後日一人一人に挨拶すれば良いのではないでしょうか。
退職時の理由
アルバイトを退職したいと思った時、たとえ理由が他のアルバイトがしたくなったからだとしても、それをそのまま伝えるのはあまり良い事ではありません。
トラブルや相手の反感を買わないように、色々と言い換える必要がある時も。
学業専念による退職
大学生のアルバイトの退職理由で最も多い理由がこちらではないでしょうか。
ゼミの授業が多くなりアルバイトをする事が激しくなった、就活に専念したい為など大学生らしい理由を持っておくと良いでしょう。
大学生は学業が最も優先なので、アルバイト先側もそう言われたら「しかたないね・・・」と納得してくれるでしょう。
しかしお店を回す事が1番のブラックバイトでは「それでもシフト減らして働けない?」と聞かれるケースも多いです。
しかしはっきりと退職の意思を示し、納得してもらえるよう説得しましょう。
家庭の事情
退職時、家庭事情を理由に退職するケースも多いです。
その理由は「家族が病気になった」「親の介護が必要になった」など色々とあります。
しかし本当ならまだしも嘘をついてしまうとあとあとボロが出やすく、変に心配されたりして罪悪感を感じてしまいます。
あまり家庭の事情と言う事で嘘をつくのはおすすめはしません。
退職理由をはっきり伝える事で良かったケースも
私は居酒屋のアルバイトをしていた時に、どうしても性格の会わない社員の人がいて出勤の度に苦痛を感じていました。
どうしても無理そうで退職を考えてると相談した所、他の系列店に移動する事になりました。
このようにはっきりと自分の意思を伝える事でアルバイト先側も色々提案してくれるケースもあります。
人間関係に悩んでいるのでしたら、辞めると伝えるだけではなく一度アルバイト先の店長に相談してみてはいかがでしょうか。
思ってた事を伝えるのも悪い事ではないのかもしれないですね。
退職前に伝えたい事、やっておきたい事
次にアルバイト退職の意思を伝えてから、やっておきたい事、円満に退職する為のスムーズな流れを説明します。
退職時のお礼の品は必要か
アルバイトを辞める時、お世話になった人に感謝の気持ちを込めて菓子折りなどのお礼の品を渡すかどうか迷う方も多いみたいです。
しかし私の経験上、学生のアルバイトで退職時にお礼の品を持ってくる方はいませんでした。
何も渡さないからといってマナー違反になるわけではないので基本的には渡さなくても大丈夫でしょう。
お菓子代も職場の人数によっては金銭面に負担がかかりますよね。
大学生ならなおさらかと思います。
源泉徴収票をもらう
源泉徴収票はわかりやすく言うと、年内に稼いだ額と支払った税金が記載されてる書類になります。
源泉徴収とは会社が個人に変わって所得税など国に納税する制度の事であり、前職の収入を把握しておく必要があります。
次のアルバイト先で必ず提出するように言われますので忘れないようにしましょう。
アルバイトの引き継ぎ
自分が任されていた仕事があるなら、誰かに引き継ぐなどをしておいた方が良いかも知れません。
私のアルバイト先で急に仕事を飛んでしまった人がいたのですが、残された人はかなり大変な思いもしましたし、悪口も結構言われてました。
あまり人に恨まれたく無ければ引き継ぎはしっかりしておいた方が無難です。
アルバイト先から借りた物を返却する
借りていた制服などがあるなら、洗濯やクリーニングなりして返しましょう。
制服を返さないまま放置がきてトラブルになるケースも少なくありません。
企業によっては制服の管理が厳しい所もあるため、必ず備品は返しましょう。
従業員でもないのに無断で着られたら最悪企業のイメージダウンにも繋がりますよね。
バイトの同期で、退職時に制服を返さず連絡も放置した結果、実家に電話がきた人もいました。
返さない場合は損害賠償になるとも言われたそうです。
後々トラブルにならないよう借りていたものはしっかりと返した方が良いです。
以上のことを守り、トラブルにならないよう退職手続きをしましょう。