アルバイトをするにあたりバイト先の店長、社員とトラブルになる事は以外と多いです。
この記事では私が大学生の時に体験したトラブルをお話しします。
お前、給料払わないからな
大学1年生の時に勤務していたアルバイト先の飲食店で、このような発言を当時の店長にされてしまいました。
アルバイト当日に胸の痛みが強く、病院に急遽行かなければいけなくなりました。
出勤2時間前だったのですがやむを得ず、アルバイト先の店長に電話をしました。
私「突然出勤前に申し訳ありません、胸の痛みが強く病院に行きたいので本日お休み頂けないでしょうか。本当に申し訳ありません。」
丁寧に伝えたつもりでしたが、バイト先の店長はこう答えました。
店長「急に言われても困る、店が回らなかったらどうするんだ(怒)」
なんと店長は私の体調を少しも心配することなく、電話越しに罵声を浴びせてきたのです。
そして極めつけに店長はこのように発言しました。
店長「出勤できなかったらお前、これまでの給料払わないからな(怒)」
私は驚いたと同時に悲しい気持ちになりました、当時はまだ若く本当に給料が支払われないのかと心配にもなりました。
アルバイト先の本社に電話することに
店長の発言を言いつけるのが目的では無く、純粋にお給料がもらえないのかと不安になった私はまずアルバイト先の本社に確認の電話をしました。
私「○○店で勤務しているるいと申します。突然アルバイトをお休みする事になってしまったのですが、O店長から給料を払わないと言われてしまいました。本当にお給料が貰えないのでしょうか、学生ながら色々と支払いがあるので不安です。」
と質問しました、ただ不安な気持ちが大きくとても焦ったのを今でも覚えています。
そうすると本社の方はこう答えました。
本社「このようなことがあり申し訳ありません、お給料はしっかりお支払いするので安心してくださいね。まずはゆっくり休んで下さい。不安な思いをさせてしまい申し訳ありません。」
あまりにも丁寧な態度だったのでびっくりしました。同時にとても安心な気持ちになりました。
店長は他の店舗に左遷されることに・・・
その後も本社から再度連絡があり、謝罪を頂きました。
そしてなんと次の日、店長の移動が決まったのです。
今回の事だけが原因ではなく、他のアルバイトの女性に罵声を浴びせて泣かせたり色々と問題があったみたいです。
店長からは直接謝罪の言葉はもらえませんでした。
ほかのアルバイトの方からは「本社に電話したの?!」と驚かれましたが事情を説明すると全員が納得してくれました。
このような発言をされた時の対処法
アルバイト先はいい人ばかりではありません。
自分に合わない人、苦手な人は絶対に一人はいるはずです。
貴重な学生生活、時間を削ってまでするアルバイト。
お給料が貰えないとなったら本末転倒ですよね。
まずは本社、または会社の労働組合に連絡する
絶対に言ってはいけない発言、もし言われてしまったらまずは本社、または会社の労働組合に連絡しましょう。
大手の会社ほど労働組合があったりします、労働組合はアルバイトも含む会社で勤務する人の相談役のような部署です。
まずはどのどちらかに連絡をしてみましょう。
ちゃんとした会社であればきちんと対処をしてくれるはずです。
発言された証拠を残しておく
具体的に何月何日にどのような状況で言われたかをメモしておきましょう。
ラインだったらスクリーンショットや電話だったらできるだけ録音していると後々証拠にもなります。
しかし難しい場合は発言された日時を細かく覚えておけば大丈夫です。
それでも対応してくれない場合は労働基準監督署に連絡をする
通称「労基」と呼ばれる法律に基づき企業を管理する機関があります。
例えばもしお給料が実際にもらえなかった場合、労働基準監督署に相談することで労働基準監督署からアルバイト先企業に注意、警告してくれます。
最終手段になりますが、さすがにアルバイト先の企業側は無視することはできないでしょう。
当たり前の事をできない企業は意外と存在する
普通に働き働いた分お金が貰えれば十分です。
しかし、働いた分をごまかされたり、タイムカードを勤務時間内にかってに切られたりするようなアルバイト先も意外と多いです。
「これは怪しいな」と感じたらできるだけ証拠を残しておくのが良いでしょう。
たとえば紙のタイムカード式ならタイムカードの写真をスマートフォンで撮影しておくなどすると、いざごまかされたりしてしまったとしても証拠となるでしょう。
学生の皆さんが良いアルバイトライフを過ごせるよう、願っております。